劇場版名探偵コナン 天国へのカウントダウン

情報:2001年公開 監督はこだま兼嗣さん

あらすじ:西多摩市にあるツインタワービルを取り巻く事件に、遂に黒の組織が動き出します。灰原が危うい?映画です。

良かった点:1.少年探偵団のエピソード多め
      2.盛り上がるアクション
      3.黒の組織が見れる

1.少年探偵団のエピソード多め……今回の映画には少年探偵団と灰原にフォーカスが当てられています。特に灰原の独り言に対しての反応や終盤のシーンで灰原を助ける場面など、彼らの絆を強く感じられるようなエピソードが多く、思わずほっこりしてしまいます笑

2.盛り上がるアクション……アクション的に大きな見所は個人的に2つあるのですが、どちらも手に汗握るような出来になっています。特に探偵団のビルからの脱出は、コナン映画史上屈指の盛り上がりと言えるでしょう。脱出方法もスタイリッシュですしね。

3.黒の組織が見れる……コナン映画では初となる黒の組織の活躍が見れる点も、本作の見逃せない点の一つです。特に狙撃のシーンは、いよいよコナンの身近な人間にまで彼らの魔の手が伸びているようで胸がドキドキしてしまいます。

悪かった点:1.盛り上がるのは遅いかも

1.盛り上がるのは遅いかも……序盤も10年後の探偵団が見られたり、灰原の電話のエピソードなど、見所が無い訳ではないのですが、本筋の事件が盛り上がるのはかなり遅めです。アクションの盛り上がりも終盤に集中しているので、スロースターターな映画かもしれません。

総評:先述したように、少年探偵団と灰原を取り巻く様子をメインに描きたかったのかなと感じました。彼らの活躍が見たいなら必見の映画と言えます。本筋の事件の犯人もメッセージ性が強く、最後の殺人でおちょこが割られていなかったのには、なるほどなと思ってしまいました。エンドロール後の展開もギャグで明るく締めくくられていたので、かなり綺麗にまとまった作品です。

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