情報：2023年公開 監督は宮崎駿さん
感想：内容は理解できるのですが、伝えたいことがわかりにくい作品なのかなと思いました。幻想の中にこもっている大叔父と、辛い現実の中でも生きていこうとする眞人の対比というのが一番わかりやすいのかなと思います。
今回のジブリ映画はファンタジーっぽさを「下の世界」が担っているのですが、他の作品に比べて世界観に魅力を感じることができませんでした。生者があまりおらず、そこでの生活を想像できないせいかもしれません。ジブリ飯の出来もイマイチでした。
しかし、人間じゃないキャラのデザインはすごくジブリっぽくていいなと感じました。かわいさと不気味さが同居しているデザインは本当にすごいと思います。
総評としては、2000円を払い且つ、映画館に足を運んでまで見る価値があるのか？と問われると、微妙な気がします。しかし、宮崎駿監督の最後の映画かもしれないと考えると…。金曜ロードショーを待つのではなく、スクリーンで見てみるのもいいかもしれませんね。
