イレイザーヘッド リストア版

情報:1976年公開 監督はデヴィット・リンチさん

あらすじ:髪型が特徴的なヘンリーという男に子供ができる話。

感想:タイトルを直訳すると、「鉛筆の頭についている消しゴム」らしいです。誰かに鉛筆を貸した時、頭の消しゴム使われてたらすごい嫌でした笑。あれめっちゃ消しにくいですしね。

前回に引き続き、デヴィット・リンチ監督の作品です。モノクロですし、演者さんが喋るのが開始10分後くらいなので、最初はサイレント映画かと思いました笑。

主人公に子供ができるということで、一見めでたい感じですが、この子供というのがどう見ても人間ではありません。CGではない作り物で、かなりリアルで気味が悪いです。鳥っぽいです。

ストーリーは勿論、意味不明です笑。考えてはいけないのかもしれませんね。

総評として、「子供に乳を与える犬」、「ヘンリーの子供」、「精子っぽい何か」等、全体的に親や子供を暗示している映画なのだなと感じました。個人的には、ロストハイウェイほどのカルト感は感じませんでした。

物語性を楽しむというよりは、映像を楽しむ映画です。よくできた作り物や、ショッキングな映像がたくさん出てきますので、そういうのが好きな人にはおススメできる映画です。

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